2020年度の『世の光』誌を振り返って、読み直してみました。

12月~3月連載の「心に鍬を入れられて」荒川朋子氏(あらかわ ともこ・アジア学院、アジア農村指導者養成専門学校校長)は、被造世界の一員である私たちが「生きる」とはどういうことかを問う文章でした。また、同連載の8~11月は高里鈴代氏(たかざと すずよ・基地・軍隊を赦さない共同する女たちの会共同代表)が書かれています。

1年間連載された金丸英子氏(かなまる えいこ・西南学院大学神学部教員)の「わたしたちは神の同労者である」は、現日本バプテスト女性連合の歴史を米国の前史から批判も含めて描きなおされ、女性たちの信仰と情熱が伝わります。

同じく1年連載された日高嘉彦氏(ひだか よしひこ・大秦野教会協力牧師、元JBCタイ派遣宣教師)の聖書研究に毎回付け加えられたコラムが面白く、立体的にヨナ書を楽しめます。ちなみに来年度の聖書研究は青野太潮氏(あおの たしお・西南学院大学名誉教授、平尾バプテスト教会協力牧師、日本新約学会前会長)です。お楽しみに!(柴田かおり)