先日「若草の頃」という映画のビデオを見る機会がありました。1900年代初めの頃のセントルイスに住む一家の話です。年が明ければ引っ越さねばならなくなったその一家は、みな悲しみを覚えています。そのなかで次女エスターが歌うのが「ハブ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」という曲で「いまは耐え忍んでささやかなクリスマスを祝おう、またいつか再び会う日まで」ということが歌われています。
実際は、映画の結末で父親が引っ越しを断念し、ハッピーエンドとなります。
今年のクリスマスはいつもと違うクリスマスです。キャンドルサービスで聖歌隊が歌わないことが、それを象徴していると思います。
しかし、クリスマスはクリスマスです。大きな声では、大勢では賛美できないかもしれません。でも神さまがハッピーエンドを与えて下さることを信じて、いつもと同じようにクリスマスを楽しみたいと思います。(I.Y) 2020年12月6日週報