昨日、第65回光の子幼稚園の卒園式が行われました。今年の卒園生たちは、入園時からコロナの渦中にあり、様々な制約の中での3年間でした。けれども、子どもたちはその制約の中にあっても、与えられた今を精いっぱい楽しみ、喜び、共に助け合って3年間歩んできたのです。過去や未来への不安に翻弄されやすい大人たちに子どもたちがあるべき姿を示してくれたように思います。

幼児に必要なものは、様々な知識、スキルではなく、私の存在が「きわめてよい」ものであり、思いっきり愛されることにおいて、人生の根っこが形成されてゆくことです。その中で、私を、他者を、世界を肯定し、希望を持って生きる人生が開けてゆくのです。光の子幼稚園は神さまから極めて重要な使命をいただいています。私たちみんなで幼稚園の働きを支え、祈り、主に応答してまいりましょう。(柴田良行)2023年3月19日週報