1年前には、まさかこんなにたくさんの教会員を神さまのもとに見送ることになるとは、考えてもいませんでした。沖縄バプテスト連盟の牧師や関係者、教会員の家族も含めると10名を超える方々の葬儀がありました。

葬儀は、それぞれの人生に主イエス・キリストが伴われた軌跡を見せていただき、復活の主の恵みに感謝するとともに、ご家族の深い悲しみにもふれる機会です。遺された方々のこれからの歩みのために、祈らされる一年でもありました。そういう意味で、首里バプテスト教会が霊園を持ち、遺族の将来の為に用いられている幸いを思います。

今年も、新型コロナウイルス感染防止のためではありますが、合同記念会を断念せざるを得ないことを、心から悔しく思います。ぜひ、何らかの形で私たち首里バプテスト教会の肢体(からだ)の一部を失った悲しみを、共に悲しみ、共に祈りあい、あらためて、復活の主にあってはそれでもなお共に神の国を待ち望む希望の中にあることを頂く機会を持ちたいものだと思います。(柴田かおり) 2021年4月18日週報