昨日、幼稚園のクリスマス礼拝・会が開催されました。例年とは創意工夫して、違った流れで実施いたしましたが、その中にあっても、子どもたちはこの「時」を思いっきり楽しみつつ、喜びをあらわしてくれました。

さて時折、「このコロナは神様の罰だ!」そんな言説を耳にすることがありますが、とんでもありません。神は私たちの痛みを自分のことのように受け止め、心配し、いてもたってもいられなくて、愛する御子をお遣わしになった方です。御自身も痛み、涙しながら私たちと共に歩まれる方です。

このコロナ禍に苛まれた今年は特に、最も低い「かいばおけに」お生まれになられたイエス様のお姿が心に染み入ります。私たちの痛みと涙の中にお生まれになられた幼子。だから、クリスマスはうれしいのです。子どもたちのページェント、身に沁みました。(柴田良行)2020年12月13日週報