「みんなちがって、みんないい」と、金子みすゞの詩にありますが、私たちバプテスト教会が大事にしている柱のようなものです。信徒手帳13頁に「私たちは、教会史の中で信仰を告白するために固定化した教理や信条などを持たず、また教派の秩序を維持し、縛るための統一した規律などはありません。ただ聖書に対する信仰と、聖霊の導きによるじゆうなみ言葉への服従を重んじます。」とあります。
「こう読まねばならない・・・」と、そんなバプテスト教会の固定化した教理はないのです。これがバプテスト教会のユニークで自由なところだとも言えます。互いの違いを認め合い、互いの主体的な信仰を尊重しつつ、対話しながら共に聖霊によって新しくされ続けてゆく、そのプロセスを何よりも大事にしているのです。ゆえに自己絶対化していては聖霊は働きません。自由な風を共に受けて新たにされてゆきましょう。(柴田良行牧師)2023年9月17日週報