教会学校強調週間を迎えました。よく他教派の方々と教会学校(日曜学校)について話をすると、「大人が子どもたちに教える場」と、認識されていることがほとんどです。けれども、私たちバプテストは生涯にわたって互いに学び続ける場として、教会学校を位置づけています。
「立派な『聖職者』の教えをただ従順に聞き従う事が主の御心だろうか?そうではない、みんな一人ひとりが聖霊によって聖書に聴き合う事が出来るよね!」そんな思いが初期バプテストの人々の根底に流れていました。そして、その聖書に聴き合うみんなで教会を担い合ってゆくことを選び取ったのです(民主的教会運営)。だから、みんなが生涯にわたって学び続けることがバプテスト会衆主義の前提となるのです。
バプテストにとって、教会学校は命そのものです。改めてこのバプテストの命を再確認する時と致しましょう。(柴田良行)2022年9月25日週報