神は違った個性を持つそれぞれを「良し」として創造されました。そして、違った個性を持つそれぞれが共に生きることを求めておられます。「体は、一つの部分ではなく、多くの部分からなっています。・・・それどころか、体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです。」(コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章12節~22節)。
「みんなちがって、みんないい」金子みすゞの詩が浮かびます。お互いにまるで違う個性を持っていたとしても、みなそれぞれに大切な存在であり、お互いがお互いを必要としているんだよ、というメッセージ。この世の中はいつも一つの「ものさし」で人を測ろうとします。しかし、主イエスは当時の人々が抱いていたその「ものさし」を指摘し、その「ものさし」を砕いてゆかれました。聖霊の風は、どこか当たり前だと思っているものを問い直し続けていく力をわたしたちに与えます。(使徒言行録10章34節)(柴田良行牧師)2024年5月19日週報