先日、普天間基地ゲート前でゴスペルを歌う会の際、平良修牧師から「城間祥介牧師は商業高校恩師の仲里朝章牧師から、戦時中の間違った教育をして申し訳なかったと、正座されて謝罪を受けたんだよ。それは城間先生にとって衝撃的で忘れられない出来事となったんだ」と、話してくださいました。
戦前・戦時中、皇民化教育を熱心に指導されていた教諭が、敗戦後には何事もなかったかのように180度転換した教育を続けていった話をよく耳にしますが、教諭が生徒に土下座して謝罪されたケースは極めてまれなケースではないでしょうか。仲里牧師のその姿勢に心打たれるものがあります。その姿勢は確かに城間先生にも多大な影響を与えたのだと思います。このようにして、先達のお一人おひとりによって平和が紡がれてきているのですね。私達はその平和を継承しつつ今ここでその器として召されているのです。(柴田良行牧師)2023年8月20日週報