サウロ(パウロ)が「この道に従うものを見つけ出したら、男女を問わず縛り上げ、エルサレムに連行するために」ダマスコに近づいたとき、突然天から光と共に「なぜ私を迫害するのか」と声が聞こえました。見ることも食事も出来ない彼の下にアナニアが遣わされ頭に手をおいて祈ると、サウロの目からうろこのようなものが落ち、元通りに見えるようになったと使徒言行録9章は伝えます。ユダヤでは淡水魚の薄くて小さい鱗だそうです。涙と共に落ちたのでしょうか。きっとサウロ自身は鱗のようなものを見てないでしょうね。この聖書個所から「目から鱗が落ちる」という言葉が使われるようになりました。聖書が由来の言葉は他にもあります。以外に目からうろこかも?!(柴田かおり)2023年4月30日週報