今月は礼拝の中で、民謡賛美歌「エスぬ 天降り」(えすぬ あむり)の賛美歌を、ご一緒に歌っています。来週の創立記念礼拝の中身を協議する中で、この曲の選定となりました。三線の伴奏に合わせて、賛美を会堂いっぱいに響かせられることに感謝があふれてきます。

この『琉球賛美歌』は、古堅先生が編集し、1992年に出版されていますが、出版から30年なのですね。実は私が首里バプテスト教会に赴任して以来、全国のいろいろな方から『琉球賛美歌』への問い合わせがありました。その皆さんからの熱量を受けることで、この賛美歌の重要性を改めて教えられたのです。

ペンテコステにおいて、あらゆる国々の人々が「自分の故郷の言葉」にそれぞれが触れることとなりました。めいめいが自分の言葉を取り戻すことが、神さまの願いであり、それこそが聖霊の業なのです。あのペンテコステの聖霊の風は今も、私たちにも吹き続けています。(柴田良行)2022年8月21日週報