桜の花が満開になり、教会の玄関前に芝ではない草がこんもりと茂っています。てっきりクローバーだとばかり思っていましたが、調べてみるとコメツブウマゴヤシ。米粒のような黄色い花を咲かせて、暑くなると優勢になるサシクサを超えて、ふさふさ茂っています。
コメツブウマゴヤシもサシクサも家畜のエサや緑肥として有用ですが、家畜も畑も持たない私にとっては雑草。雑草とは人にとって有益性が発見されていない草で、有益なら薬草やハーブと名を変える。そんな名付けなど気にすることなく、天に向かって成長する姿から笑顔と励ましをもらいます。ん、ということは彼らは人(私)にとって有益なのでは?
「野の花がどんなふうに成長しているか、よく観察してごらん。」マタイ6:28(私訳)柴田かおり 2022年2月13日週報