本日からアドベント(待降節)、ハレルヤ!
私が小学校低学年の頃、学校の運動場にヘリコプターが着陸。なんと中から現れたのは赤いマントに白く長いひげの人。肩に袋を担いで降りてきたのです。敗戦から十数年しか経たない頃で、物質的な貧しさの中、袋の中のお菓子は子どもたちの心に希望を与え、本当にイエスさまからのプレゼントだったことでしょう。神様は純粋な子どもたちの笑い声、賛美する楽しい姿が大好きです。「神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」(マルコによる福音書10章14~15節)子供のような真実な気持ちでイエス様のご降誕を喜びたいと思います。

しかし一方で、今起きている戦争、環境破壊、沖縄の置かれた立場の危うさを思うと苦しさを覚えます。地図上の遠い国々が私たちの隣人になり、その紛争・災害の中にも子どもたちがいます。キラキラ輝いていた目が笑いをなくし恐怖に変わっています。神様は歴史の中で常に導いてくださいました。神様の愛を見つけにくい戦場の中でも、行き場のない苦しみの中でも、神様が一番近くにおられること、平和な日常が一日も早く来ますようにと祈ります。(I.F)2023年12月3日週報