毎年、11月第一月曜日が「世界祈祷日」です。世界バプテスト連盟の女性たちによって、全世界のバプテスト女性・男性たちが、それぞれの祈りの課題を祈りあい、献金をささげる日です。沖縄バプテスト連盟女性会では、11月を「世界祈祷日月間」として、各教会に冊子を配り働きを呼び掛けています。
今年の首里バプテスト教会の女性会では、10月の例会で冊子を用いて、世界祈祷日のこと、聖書から「仕える」ということを学ぶ、そして、世界各地の祈りの課題を共有しました。また、今年は冊子の各大陸の祈祷課題に日付を割り振って、各家庭で同じ日に同じ課題を祈るチャレンジをしています。一週間、個人の祈りに合わせて世界のために祈るチャレンジです。それぞれの課題は、多岐にわたり、しかも深刻です。特に、女性たちの身近な課題は、実に広範囲で子ども、高齢者、貧困、搾取、暴力、差別、人身売買、ドラッグ、などなど、一番弱いところに問題のしわ寄せがくることを実感させられてます。世界の状況を見渡すときに、自分たちが経済的にも、力においても、いかに豊かで恵まれていることか考えさせられ、自分たちにできることがまだまだあることに目を開かされています。
11月のこの時だけでなく、祈りたい。祈らねばと、女性たちが立ち上がり連帯するチャンスになればと思いつつ、そのことも主にゆだね祈ります。
今年の世界祈祷日の冊子翻訳に、首里バプテスト教会会員が奉仕しました。彼女は、この奉仕を通して神様からチャレンジを受けられ、今年度の首里教会女性会役員になられたり、積極的に主に仕えることをはじめられています。感謝です。