今週は、長く教会に来ることが出来ずにいた教会員の方の葬儀・お別れの式と、12年前に召された教会員の記念の会がありました。
キリスト教では、この地上に生きている者の命も、先に神様のみもとに召された方の命も、神様のご支配の内にあると考えています。いつか、神様のご支配の時(終末の時、再びイエス・キリストが来られる時)が来れば、生きている者も召された者も新しい命が与えられ、また顔と顔をあわせて再会する希望を持ちつつ、それまでは自分の与えられた命を大切に生きるのです。
それでも、お別れは辛く悲しいもの。召された方を覚えて、楽しかった思い出や悲しい思い出、時にはケンカしたことも思い出して、いっぱい泣いていっぱい笑って、お別れの時を過ごします。そして、何年たっても忘れずに思い出して覚え続けることを大切にします。
愛する方を見送ったご家族が、大切な思い出を糧に、また新しい命を生きられるようにお祈りしています。