新型コロナウイルスの感染防止のため、苦渋の選択の中で守ったイースター主日礼拝でした。礼拝堂とコイノニアホールを仕切るパーテーションを解放し、窓も全部開けて、礼拝前後に手を触れる場所、マイク、週報ボックスなどを消毒し、マスク着用で、賛美も控えめな声で、36名の方々と共に過ごしました。でも、気持ちは「来たくても来ることのできない」多くの姉妹兄弟と共にあります。場所は違っていても、共に礼拝する幸いを感謝しつつ、いつもの礼拝がいかに「当たり前」ではなかったのかを、思う時でした。

 

今年のイースターは、この礼拝のみ。エッグハントもあきらめて、カラフルなたまごケースにはチョコレート。それもまた、せめてもの嬉しいプレゼント。

 

礼拝プログラムもできる限り短縮して、献金も礼拝では祈祷のみ。各自でボックスに入れる方式にしましたので、40分程度で終わり、交わりもそこそこに帰宅しました。

この苦難も、しばらくの辛抱と祈りつつ、やはりキリストの体なる教会は、顔と顔を合わせた交流があってこそなのだと実感します。場所が離れていても祈りによってつながる教会でありたいと、心から願います。