秋のさわやかな風が心地よい時期になりました。
今日も9時からおやこ礼拝、その後教会学校、そして10時半から主日礼拝をしました。講壇花

今日の説教は、カインとアベルの聖書個所から、神さまの愛を学びました。
私たちは人生にある理不尽な出来事、それに伴う怒りや嘆きを、そのまま神さまにぶつけてよいのだというのです。カインは、自分の捧げものに神さまが目を留められなかった悔しさ、怒りを自分の中に閉じ込め、自分で解決しようとして、弟アベルを殺してしまいました。神さまは、そんなカインに対して最初から呼びかけ、悔しさや怒りを聞く用意をしておられるというのです。そんな神さまの思いにカインは気づくことが出来ず殺人に至るのですが、それでもなお神さまは、カインを待っていてくださり、呼びかけ続けてくださるのです。
私たちの人生には、時に、なぜ私だけ、どうして私に、と言いたくなることが起こります。そんな時、私たちは神さまに対してその素直な叫びを訴えることが許されている、むしろ神さまはそうして欲しいと願っておられるのです。神さまに祈るとは、何かかっこつけたきれいごとではなく、私たちのありのままの気持ちで神さまと向き合うということなのかもしれません。