朝おやこ礼拝をしていると、急に大雨…☔ 神さまの恵みのように首里バプテスト教会の会堂の屋根をたたきました。
今日の主日礼拝のメッセージは、テサロニケ人への手紙Ⅰ 5章12~28節より「途上を生きる」というお話でした。キリスト・イエスが再び来られるという再臨を待ち望んでいたテサロニケの教会の人たちは、なかなか来ない再臨の時とその前に次々と迫害で殺される仲間を前に、途方に暮れていたのです。パウロは、そんな人たちに対して「神の国がいつ来るかは神さまにしかわからないのだから、必ず来ると信じて今を大切に生きる」ことを勧めました。そして、「あなたがたテサロニケ教会は喜びなさい、絶えず祈りなさい、どんなことも感謝しなさい」と励ましたのです。この言葉は、個人で受け取ると難しいけれど、だから仲間と一緒に喜び合い、祈り合い、感謝しあうことを言っているのだと理解すると、嬉しい励ましの言葉になりました。

教会は、すでにイエスさまによってはじめられた神の国(神さまの支配)の完成(キリストの再臨=終末)までの途上を生きているから、苦しいことも、希望を失うこともあるけれど、だからこそ教会という共同体として励まし合い、祈り合う群れなのだと、あらためて教えられました。

講壇花 講壇花