2022年は、3月2日(水)が「灰の水曜日」となり、この日からレントに入ります。バプテスト教会は、教会暦を採用していませんが、やはり受難を覚えるこの季節は大切に過ごしたいと思います。特に、心痛める出来事の多い今だからこそ、主の受難を想起し静まって祈る時を意識したい季節です。
参考に…
*レントとは~
四週間の待降節(アドベント)の後に迎えた降誕日(クリスマス)を祝ったのち、灰の水曜日までの期間が降誕節となります。灰の水曜日は、レント(復活日前の6週間で日曜日を除いた40日間)の始まりの日となります。復活日(イースター)は毎年移動するので、灰の水曜日も毎年異なります。2022年は、3月2日が灰の水曜日となり、この日からレントがはじまります。
「初期のキリスト教会は、洗礼式を行うのは復活主日だけだったようです。そして、洗礼を受ける人たちの備えの時としてレントの40日が充てられました。これはそのまま、荒れ野で誘惑を受ける主イエスの出来事を想起させ、洗礼を受ける準備だけでなく、すべての信徒が自らに打ち勝つ試練の日として定められ、断食なども行ったようです。」(『CSリーダーハンドブック』日本キリスト教団出版局)
ちなみに、2022年の復活日(イースター)は4月17日(日)となります。その前の主日(4月10日)が棕櫚の主日(パームサンデー)で受難週の始まりとなり、洗足木曜日、受難日(金曜日)と続いていきます。
首里バプテスト教会では、今年もイースター礼拝、たまご探しが出来るよう祈りつつ準備をしています。ご一緒に、レントから続く主の受難を覚える時を過ごし、復活の喜びを味わいたいと願っています。