先週、恩師である青野太潮先生より著書『どう読むか、新約聖書』が届きました。驚くことに、昨年クリスマスに出版し元旦には再版となったそうです。「活字離れ」がいわれる中これほど読まれているのは、クリスチャン以外に人気なのでは、と思います。
「みことば」を「『聖書』に書かれている言葉」と理解している人は、聖書を勝手に解釈することに抵抗があるかもしれません。しかし、人の手を介して書かれた『聖書』を読むだけでは、生きて私たちに日々語られる神のことば(みことば)を知るのに十分ではありません。それでも、私たちは聖書を通してしか「みことば」を知りえないので、様々な方法で「みことば」を聴き、受け取り、応答して生きようと試行錯誤するしかないのです。説教も教会学校の分級クラスも、その為にあります。ご一緒に、「みことば」を探してみませんか。(柴田かおり)2021年1月17日週報