昨年は、親しい方を続けて亡くした為、心に変化があり、自分もきちんと負うべき責任の中にからだを置かなければと考えさせられ、何か仕事が来たら受けようと思っていました。

それで役員の依頼が来た時に、断る理由がなく受ける返事をしました。けれど受けた後から考えれば考えるほどだんだん怖くなり心配で眠れなくなってしまいました。

ちょうどコロナ自粛の期間中だった為、もう何も考えないようにして教会から遠ざかることにしました。その時ある方から『釜ヶ崎と福音』という本を貸してもらい読みました。「下からすべてを支え上げる方、それが天の神であって、低みから働いておられる天の父を、見える形に、すなわちことば化して示してくださったのがイエスの生きざまなのだ」。

私は役員という枠を勝手にとても高いところに作っていて、自分にはそれが担えないことを知っていて怖くてたまらないんだと気づかされました。そしてその枠を今まで役員に負わせていたと気づきました。

今も怖さはありますが自分の枠を壊して、教会を新しくとらえ直していきたいです。(S.S) 2021年4月4日週報