「キリストの愛を生きる」の主題を歩み始めて2年目の年となります。この主題にどう向き合えばいいか思い巡らしていた時、浮かんだのが次の二つのフレーズでした。一つは「愛を生きる」、二つ目は「愛に生きる」。
一つ目の「愛を生きる」ということでは、もっぱら神さまと自分との関係に目を向けることを示されました。信仰歴だけは長い私ですが、今もって自分の思いや感情に左右され、時に気落ちし、時に淋しくなります。さびしく実に弱い信仰に気づかされる日々です。そのような時、大空に向き深呼吸することで「共におられる主」に気づかされ「神さまの大きな愛」を感じさせられるのです。
二つ目の「愛に生きる」ということでは、隣り人への愛を分かち合う関係を示されています。神に愛されているわたしたち、その愛を隣り人と分かち合うことを主は教えておられます。
私は示された「愛を生きる」では自分との関係を、「愛に生きる」では隣人との関係に、神さまの愛を示され、歩みたいと思っています。(T.A)2025年4月13日週報