実家の母(94歳)は、高齢で足腰の衰えのため、日ごろは週2回のデイサービスに通っています。父(95歳)と子どもの私たちきょうだいが身の回りの手助けをしている状態です。特に同居している父の負担を考えて、ケアマネージャーの方から月に二泊三日のショートステイを勧められました。5月と6月の月末に二度利用しました。しかし、母からは不評で、帰ってきてからかなりの文句を言われました。良かれと思ったショートステイは、母にとってはただ不安と苦痛なだけだったようです。どうして喜んで行ってくれないのだろう、父や私たちの負担を考えてくれないのだろうと腹も立ちました。母からすれば、知らない施設に一人で二泊も預けられて不安しかなかったのかもと思い当たりました。あちらを立てれば、こちらが立たずの配慮だったのかも。すべてを包むイエスさまのような愛には到底届かない自分を反省しました。なのでショートステイは当分は利用しないことにしました。父や母、私たちきょうだいにとって、これから良い選択ができるようになればと思わせる出来事でした。(N.M)2024年8月18日週報