敗戦から78年の慰霊の日を迎えました。みなさん、あの沖縄戦で殺されていったお一人おひとりの命に思いを馳せつつ、改めて平和をつくりだしてゆく思いを新たにされたことと思います。
これまで私たちは、毎年6月に礼拝の中で実際に戦争体験された先輩からお話を伺ってきました。今は主の許に召された先輩方もおられます。あの忌まわしい状況を思い出しながら証言することは胸が締め付けられるようなことであったでしょうが、それでも二度とあの惨劇を起こしてはならないという一心で、渾身の想いで語られたお姿が忘れられません。
私たちは、あの命の証言を聞いた者としての大切な責任をいただいています。命の証言を継承しつつ、平和をつくる者として歩むのです。主イエスと共に平和をつくる者として。(柴田良行牧師)2023年6月25日週報