来週27日から、会堂での礼拝が再開されます。また、顔と顔とをあわせて、共に礼拝をささげてまいりましょう。

振り返ってみると、この2年にもわたるコロナへの対応の中で、世界中の人々が経済的にも精神的にも追い詰められています。SNSは便利な反面、人を死にまで追いやる力を持っています。スポーツの世界でもテレビ番組の司会者でも、何かあれば叩かれ、「炎上」。もう一言のミスも許されないようで、逆に気の毒にさえ感じてしまうこともあります。なんだか、ぎすぎすし過ぎているようで。

奥田知志牧師が「一番幸せなのは、ある意味、死なない程度に安心して失敗できること」と、語っています。正しい人は一人もいません。イエスさまは、今の私たちをどのようにご覧になっていることでしょう。安心して失敗できる世界を、幸いを分かち合ってゆきたいものです。(柴田良行)2022年2月20日週報