牧会部は提案されてから2か年目に会員の賛成を得て、一つの部として置かれるようになりました。少し時間を要したのは「牧会」という働きをよく理解していなかったことに因ります。当初、その働きは牧師先生の働きではないかとの思いが私をはじめ大方の信徒の考えであったと思います。しかし、万人祭司や相互牧会の立場からは、すべてを牧師先生に頼るだけでなく、牧師が信徒を理解し育ててくださるように、信徒も牧師を理解し、信徒間もお互いに理解し、仕え合っていく関係でありたいと考えさせられたものです。
牧会部はお互い(教会)を良く見つめる中から、一人一人が❝居場所❞を感じ合う教会の共同体を目指す部でありたい。既存の考え方にとらわれず、現実からよきものを生み出す教会の牧会部でありたいと考えさせられています。(T.Y) 2022年4月3日週報