主なる神さまが首里の地に教会を起こされ、1956年8月26日に教会組織がなされました。あれから、67年間主は先達のお一人おひとりに信仰を与え、教会を起こし続けてくださいました。調正路先生(初代牧師)が40周年記念誌に寄稿された文章の中に、現在の首里バプテスト教会のあり様に関わるエピソードが紹介されています。
「I氏宅を訪問して、直接首里の土地購入についてお願いをし、ご快諾を得ることができました。しかも下の部分五百坪だけでは売らぬ、全部でなければということで、予想外の千坪余りの土地購入の話が成立したというのです。」
予想外の千坪ということは、当初は五百坪での交渉を考えていたのでしょう。けれども、不思議な主の導きのおかげで、教会、幼稚園、霊園という三つのミッションの恵みにあずかっているのです。きょうは首里バプテスト教会、私たちの誕生日です。あらためて主の不思議なみ業を想起しつつ、将来を共に展望してまいりましょう。(柴田良行牧師)2023年8月27日週報