先週の祈祷会では、コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章1~11節より、霊的な賜物(プネウマティコス)について学びました。賜物(カリスマ)と務め(ディアコニア)と働き(エネルゲマ)は、霊(プネウマ)と主(キュリオス)と神(テオス)から分配され、教会を形づくっています。あなたもわたしも首里教会の大切な一人であり、それぞれには違った賜物が与えられ、目指す務めに向かって共に力を合わせて働くのが教会ということです。聖霊によって「イエスは主である」と告白した私たちは、自分に与えられた賜物を教会の交わりの中で明らかにされます。霊的な賜物は「全体の益」のためだからです。
聖霊は感情に働くだけでなく、理性にも働きます。互いに与えられた霊的な賜物を用いて、2024年度の首里バプテスト教会の務めと働きについて互いに聴き合い、話し合い、共に働く者となるための定期総会が19日に行なわれます。これこそが霊的な交わりの場です。一週間祈って、期待して、楽しみに待ち望みたいと思います。(柴田かおり)2024年5月12日週報