7月は旧約聖書の民数記から恵みを分かち合っています。この書のヘブライ語のタイトル「荒野にて」は冒頭の節から取られていて、この書の背景を明確に表しています。(ちなみに民数記という日本語のタイトルは中国語聖書から取られました。)民数記はエジプトの奴隷状態からカナンを目指して旅したイスラエルの民の荒野におけるストーリーです。
「荒野」という主題は、これまで世界中の人々が直面してきた課題に大きな視座を与えてきました。社会の中で疎外され、周縁に追いやられている状況におかれている方々にとって、まさに「荒野」の中で主にあってどう歩むかが切実なテーマであったのです。今日的状況においても、私たちはまさに「荒野」のただ中におかれている現状だと言えるでしょう。「荒野」を歩んで行った民の姿から、今日私たちが受け取るべきメッセージを民数記からご一緒に受け取ってゆきましょう。(柴田良行牧師)2025年7月13日週報