10月17日付けで、沖縄バプテスト連盟より祈祷課題が発信されています。祈りをあわせましょう。

10月7日、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが突如、イスラエルへの攻撃を開始したニュースが世界中を駆け巡りました。第四次中東戦争以降、断続的に武装組織との争いは続いていますが、今回、イスラエル側も激しい空爆で応酬し、双方の死者は1週間あまりで4.200人を超える事態となっています。
この事態を受け、BWA(世界バプテスト連盟)のヨーロッパバプテスト連盟(中東地域も管轄)から緊急の祈りの課題が出されました。以下に、祈りの要請文と祈りの課題を掲載します。各教会での祈りの課題に加えていただけたら幸いです。また、献金の要請も来ていますが、OBC(沖縄バプテスト連盟)における献金のお願いは後日案内いたします。

全世界のバプテストファミリーへ、祈りの呼びかけ~イスラエル、パレスチナ地域のために~

 イスラエルにある17のバプテスト教会及びガザバプテスト教会を含むパレスチナの13のバプテスト教会を代表する聖地福音教会評議会は、正義と平和のために激しい祈りを求めています。
キリスト・イエスにあって一つであるバプテスト家族として、愛する人たちが殺されまたは捕虜となったすべての人とともに悲しみ、また、テロ行為や一般市民を対象にしたヘイトスピーチや特定の民族や信仰を基準とした人権侵害などをはっきりと拒絶し、平和をつくる道を共に歩みましょう。またキリストの憐れみをもって惜しみなく援助と支援を与えましょう。私たちのバプテスト家族と、また苦しみの中にあるすべての人々と団結し、この複雑な問題と暴力のただ中で、回復のための正義と平和を求め「公正に行動し、慈悲を愛し、謙虚に歩むこと」と語る預言者ミカの言葉をもう一度聞いてください。
そして、イスラエルとパレスチナに住むバプテストの兄弟姉妹を覚え祈り、また支援活動のための献金を世界バプテスト・ヨーロッパバプテストを通してお捧げください。

イスラエル及びバレスチナ地域のバプテストリーダーたちは次の祈りを呼びかけています。
祈りのポイント
・紛争の早期終結と、この地域における大規模な戦争への拡大が阻止されるように。
・愛する人を失い悲しむ人々と共に慰めの神がいてくださるように祈りましょう。
・紛争中に負傷した人々、および医療援助を提供している人々のために。
・人質の安全と解放を祈り、調停者が人質の解放を促すことができるよう。
・指導者たちが、永続的な平和と苦しみを軽減するための決断を下せるよう、知恵と洞察力を祈りましょう。
・世界中のクリスチャンが平和の祈りに団結し、すべての人々にキリストの愛を示すように。また、地域教会の信徒の安全と、特に若者たちが過激主義や憎しみから守られるように。
・この困難な時期に、私たちの教会(特にガザにあるバプテスト教会と彼らの継続的な奉仕活動を含めて)が、聖霊の力によりキリストの証人として用いられるように。
・この地域のバプテスト家族が、今直面する危機的な時期に人道的また霊的なケアに対する奉仕を始めようとしています。その働きに世界中のクリスチャンが連帯し、寛大に捧げものをもって支えるようにお祈りください。
・この地域全体の平和、希望、安全をお祈りください。ここに、正義の太陽がその光の中に癒しを伴い輝き昇るなら、イスラエル人とパレスチナ人は互いに平和と自由の中で共に生きることが出来るでしょう。

*上記祈りの課題に加えて、ミャンマーおよびインド・マニプル州のことも覚えてください。ミャンマーでは避難民集落への攻撃、インド・マニプル州における暴力も続いています。

沖縄バプテスト連盟理事会
理事長 石原真