アドベントは主の到来を待つ季節ですが、それは同時に「低くなること」を学ぶ時でもあります。ボンヘッファー(ドイツの神学者であり牧師)は、神が高いところからではなく、低く、小さく、貧しい人々のただ中へと来られたことを強調します。もし神が低いところへと降りられたのなら、私たちが神に近づく道もまた、低くなる道なのです。
私たちはつい、自分を強く見せたい、正しくありたい、評価されたいと願うものです。しかしアドベントは、その思いを静かにほどき、弱い者の側に立つ心を整える季節です。耳を傾ける者、支配するのではなく仕える者へと。
救い主は、高いところではなく、最も低い場所に来られました。だからこそ、そこにこそ真の光が輝いたのです。このアドベントの時、神が今も低いところへ来られることを思い起こし、私たちの心もまた静かに低くされ、主を迎える準備が整えられますように。(柴田良行牧師)2025年12月14日週報
