「イエスは、彼女が泣き、一緒に来たユダヤ人たちも泣いているのを見て、心に憤りを覚え、興奮して、言われた。「どこに葬ったのか。」彼らは、「主よ、来て、御覧ください」と、言った。イエスは涙を流された。」ヨハネによる福音書１１章３３～３４節
イエスは、愛するラザロとマリア／マルタの姉妹の悲しみと絶望を目の当たりにして、私たちと同じように深い悲しみと喪失の憤りを表されました。人間を支配する死と絶望に激しく怒るイエス。ラザロが葬られた墓に向かって絶叫とも思える叫びが響きます。「ラザロ、出てこい！」
イエスの十字架の愛は、私たちを死の絶望から解放します。終わりははじまりであり、死んでも生きるのです。
