毎年11月第一月曜日は、世界バプテスト連盟女性部主催の「世界祈祷日」です。沖縄バプテスト連盟の女性会では、11月全部を世界祈祷日月間として世界のために祈り、ささげる時を持っています。
今年は、祈りのしおりと献金封筒を作成して、11月第一主日礼拝の中で、皆で祈りました。世界ではいまだに、戦争や飢餓などのために苦しんでいる方々がたくさんいます。特に、女性や子ども達を覚えて祈り、ささやかですが献金をおささげします。
BWA世界祈祷日の歴史
1948年、BWA女性委員会の会長、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、スイス、デンマーク、フィンランド、チェコスロバキアの19名の女性たちが、ロンドンに集まり、第二次世界大戦で受けた喪失感、不安、恥辱の痛みを主に祈ることで癒すため、11月の第一週目を「お互いと世界のために一つとなって祈る一週間」と決め、2年後「世界祈祷日」が制定されました。戦争の傷跡から、霊的な交わりと一致を求める願いによって生まれた祈祷日では、多くの女性たちが今も戦争の被害や孤立に苦しみ続けていることを覚えたいのです。祈りを通して愛のうちに壁を壊して連帯していきましょう。(世界祈祷日冊子・しおりより)