7月22日の主日礼拝は、マタイによる福音書6章25~34節から「今日一日を」というメッセージでした。
「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。」
明日の食べ物も衣服もあてのない極貧の人々を前に「思い悩むな」というイエスさまの宣言は、「空の鳥をよく見なさい」「野の花がどのように育つのか、注意してみなさい」と続きます。
思い悩むとは、心がバラバラになることだそうです。そんな人々にイエスさまは、目を転じて野の花、空の鳥をよく見なさい、じっと見なさいと言うのです。そして言います。「あなた方の天の父は、これらのものがみなあなた方に必要なことをご存じである。」つまり「食べ物や衣服の心配をするのは私の仕事。あなたは今日するべきことを精一杯生きたらいい。」そう言ってくださるのです。
それでも思い悩みのつきない私たち。せめて、明日のことまで悩むのは止めて今日一日を生きられたら良しとしましょうか。