私たちはしばしば、聖書を自分の願いを正当化する道具にしてしまいます。今年4月、米大統領が対イラン軍事作戦をめぐって、撃墜された米軍パイロットの救出を「復活祭(イースター)の奇跡」と呼んだという報道がありました。
聖書や信仰の言葉が、戦いを正当化するために用いられる。それは、私たちの中にも起こりうることです。自分の考えが正しいと信じたいがゆえに、都合の良い言葉を選び出して、神さまの名によって裏付けようとする。けれども聖書は、私の願望のために利用するための書物ではありません。むしろ聖書の言葉の方が、私たちに働きかけ、問いかけ、造り替えていくのです。大切なのは、聖書を「読む」ことである以上に、聖書によって「読まれる」ことです。神さまはそのようにして、今も聖書の言葉を通して私たちを新しくしてくださっているのです。(柴田良行牧師)2026年7月26日週報
